1-4-3. 既存のプロジェクトのクローンを作成する
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プロジェクトのクローン化は、すでに作成したものを再利用したい場合に便利です。コンテンツ自体だけでなく、コンテンツモデルもコピーすることができます。プロジェクトに変更を加えてテストしたい場合は、本番のプロジェクトを壊す心配のない環境を使って安全にテストできます。
目次
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プロジェクトのクローン作成
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注意事項
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コピーされるもの
プロジェクトのクローンを作成する
プロジェクトのクローンを作成すると、ソースプロジェクトのコピーである新しいプロジェクトが作成されます。プロジェクトのクローンを作成する際に、コンテンツを含めてクローンを作成するか、コンテンツを含めずにクローンを作成するかを選択できます。
クローンを作成するには、クローンを作成するプロジェクトのサブスクリプション管理者である必要があります。
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左下の自分のイニシャルをクリックし、Projectsを選択します。
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複製したいプロジェクトのプロジェクトカードで、More Actionsをクリックします。
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Clone projectをクリックします。
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新しいプロジェクトの名前を入力します。
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プロジェクトの対象となるサブスクリプションを選択します。
プランに含めることのできるロールや言語の最大数については、サブスクリプションの制限を考慮してください。
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データ用のデータセンターを選択します。
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必要であれば、コンテンツアイテムやアセットを除外したい場合は、コンテンツアイテムやアセットを含めるをクリアします。
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Clone projectをクリックします。
コピー中の変更を避ける
コピー中にソースプロジェクトに変更を加えると、クローンに悪影響を及ぼす可能性があります。複製が完了するまで変更は控えてください。
注意点
プロジェクトのコピーを作成する際には、いくつか注意すべき点があります。
プロジェクトのクローン作成にかかる時間は、プロジェクトの規模によって異なります(例えば、1,000のコンテンツアイテムを持つプロジェクトのクローン作成には15分かかります)。 プロジェクトのコンテンツがクローン化されると、Delivery APIのデータが設定されている間、Kentico Kontentでプロジェクトを操作することができます。 不完全なデータを取得する可能性があるため、クローン化されたプロジェクトのコンテンツ準備中は、Delivery APIを使用しないことをお勧めします。
コピーされるもの
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常にコピーされるもの
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コンテンツタイプ
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コンテンツタイプスニペット
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分類法
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言語
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ロール
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ワークフロー
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ユーザー(サブスクリプション管理者のみ)
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コレクション
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Include content items and assetsを選択すると含まれるもの
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コンテンツアイテム(ローカライズされたバリアントを含む)
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資産
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コントリビューターの割り当て(サブスクリプション管理者のみ)
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期日
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コメント(サブスクリプション管理者ではないユーザーの作成者名と言及は、不明なユーザーに変更されます)
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ノート
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含まれないもの
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コンテンツアイテムの改訂(公開されたバージョンと最新バージョンのみが複製されます)
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タスク
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環境
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テンプレートに基づいてプロジェクトを作成する
プロジェクトを複製するもう一つの方法は、新しいプロジェクトを作成する際に、そのプロジェクトをテンプレートとして使用することです。例えば、代理店で、用意された1つのコンテンツモデルに基づいてクライアントのためにプロジェクトを作成する場合などに便利な方法です。
左下の自分のイニシャルをクリックし、Projectsを選択します。次に、Create new projectをクリックし、既存のプロジェクトをテンプレートとして選択します。あとは、プロジェクトのクローンを作成する場合と同じです。
次のステップ
原文:https://docs.kontent.ai/tutorials/manage-kontent/projects/clone-projects